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草木染織 二人工房 工房の窓から

18.3.23☀第2弾 季節のアシタバを染めました。

先日岩屋寺の帰りに海岸道路を走れば懐かしい「アシタバ」の自生が
目に入ります。20年も前にハーブ染めの仕事で毎年ように採取して
染めていましたが、近年染めることを忘れていましたね。
古く時に立ったウールを見て綺麗な緑が呼んでいるようです「染めて」
織り始め (5)-1
国道なので車が多くて採取に心配でしたが主人が取って来てくれ染める
事にします。1kg位海岸端に自生して取る人は無いですね。冬に走れば
枯れていて周りの様子も替わり無いなぁと思いきや。有難い!!!
水40ℓー3
4.5kg採取。水40リットル入れて。39㎝タンクに1煎することにしました。
毎度はザルに入れて液だしをしますが工房に無いので1煎のみです。
出来上がり22リットル取れました。煮出しは沸騰40分。
4.5kgのアシタバ-1
液は透明無臭です。臭いには主人が敏感で好き臭いでないと液だしを喜んで
作ってはくれません。中細250g先媒染済みを使います。先媒染は250gに
対して450ccの5%溶液明礬水を使います。染める前に水に浸して置きます。
始め色ー2
脱水はせずに手脱水(ザルの中で糸を手で押さえる程度)して液に入れます。
液に入れれば手早く動かして色素をしっかりと吸わせて火を入れます。
先媒染しているので色はすぐにつきます。
Fe50cc-2
沸騰30分しっかりと染めます。今回は緑染めなので隣のタンクにFeを入れて
媒染液を沸かしておきます。染め液と同じ位に(75℃)に成ると手脱水して鉄
媒染液に入れて沸騰20分。時間が来れば手脱水して隣の染め液に戻します。
Fe50cc完成 (4)-5
放冷一晩して翌日に水洗3回。最後の水に柔軟剤を入れて30分。こうして
生まれたFe50ccの色です。検索すれば「若草色」とあったので再度同じ
染めをしてFe20ccの色と2種類を染めてみました。どちらも合格点を
差し上げます。
アシタバFe20cc (3)-4
これなら「アシタバ色」で好いかな。緑染めは本当に難しいです。銅媒染は
決して使わない。工房では明礬と手作り「だし金」で全てを染めます。
緑は中々合格点が出せませんでしたがようやく納得の活ける色を貰える
ように成ったかな!!!
春は草ものを染める季節です。必要なだけ採取して、液も必要な量だけ
出して色素を全て吸わせて染めましょう。楽しい染織時間を満喫する。
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