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草木染織 二人工房 工房の窓から

14.9.16 真菰に出合う!!!

草小赤麻 (3)-1
今年も「真菰」をいただく季節に成りました。1回目は8月2日。それを液を
出して昨年から染めている「竹糸」をそめ上げて。
今回から「桑糸」を染めます。
9.15採取 (30)-1
「真菰」は全国の湿地に自生したそうです。此処三重県菰野町千種も
「大正田」と言って大正時代に開墾された場所だそうです。その昔は
足の太ももまで鈴鹿の水が溜まり湿地でした。使わなくなったこの場に
5年前から「真菰を植え守っている」グループが有ります。菰野にご縁
をいただき、何かお役に立てばと思って真菰の染織を始めました。
採取 (13)-1
真菰の水田は年中水が入っています。栽培方法を知らないので全て
解る訳ではありません。一株の周りが40cm程度開いています。
年に何度か草を引くのでしょう。こんな古めかしい農機具があります。
採取 (2)-1
武司曰く:「草引き1丁」と広島では言って使っていたと話してくれました。
成るほど。で株の間隔が広く取ってあるかなぁ~「真菰」栽培には水と
肥料と草引きが大切のようで。来年は是非一株分けていただき冬青
山荘でも栽培をして一年を通して観察してみたいと思います。
草小赤麻 (3)-1
この「大正田」には水路と言うか小川が縦横無尽に流れています。
その小川には毎年探して液出し・染めをする大切な染材が有ります
「草子赤麻」明日にでも採取に来たいものです。毎日が忙しいです。
採取 (24)-1
真菰田にこんな表札が立っています。真菰は菰野の地名と関わりが有る
ようです。毎年開かれる「真菰サミット」に今年真菰染めの反物が間に合え
ばいいのですが。染めるのが大変難しい「竹糸」を染めています。
「桑糸」は繊維なので豆汁をすれば好い色がいただけると確信している
のですが、如何なものでしょう。
福田・金津-1
何時もお世話いただく、福田さん・金津さんと武司です。
朝早くから毎回ありがとうございます。さぁ~帰って「真菰液だし」を始めます。
押し切り (4)-1
1回目が3.9kg。2回目が5kg。今回1kg(染める方法を替えるので少しいただく)
古めかしい「押し切り」武豊の牛屋さんにいただいたもの100年は経っているとか。
武司さんが歯を研いでは使っています。古いので重くて、歯は丈夫。今は武司さん
が研いで大切にしています。私が切るなら5cm位ですが毎回武司さんは10~
15cmに切ります。手が危ないそうで。それはそうです。
作業をしてくれる武司さんに感謝して!!!
真菰茸 (7)-1
副産物いただく。これが「真菰茸」スライスしてサラダに「甘くておいしい」
天ぷら・炒めてものにも好い。素晴らしい季節の贈り物です。
織りに上がっていた生徒さんにお裾分けして。
2煎目に (2)-1
39cmの染めタンクにザルに入れた「真菰」をつけて沸騰40分。
萱の仲間か、芒を手が切れますが真菰も手が切れます。葉はしっかりとして
硬く、中々煮崩れません。捨てても中々腐らないのでないでしょうか。
真菰1煎液 (2)-1
液の色です。黄色で澄んでいます。香りも悪くない。稲穂の香りです。4~5煎
出して液を合わせて、染めに使います。「竹糸」を管巻きして整経に入ります。
今から「桑糸」の染めと竹糸の織りが入り、パパは大変忙しいじきに入ります。
明日は「草子赤麻」採取に出かけます。お天気続け!!!

真菰の色:明礬で卵色・出し金で緑かかった鼠・・・季節といただく年で微妙に
色合いが異なり、染まった色で反物を織ります。楽しみです。
パパが「竹糸」、私が「桑糸」を織ります。縞立ては出来て糸の染め上がりを
待っています。私は来年お披露目でしょうか。


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和

Author:和
草木染織 二人工房 和です。
主人と二人で日々コツコツ、
自然と向き合う贅沢な時間を
素敵な仲間と送っています。

一人でも多くの方に草木染織の
素晴らしさと良さを知って
いただけたらと思っています。

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